|
今年の春は、暖かくなったかと思うと雪が降ったり、春の嵐はいつもより風が冷たいと思っていたら、天気予報で「夏日」という言葉を耳にする日もあり気温の変化が激しく、体調を崩された方もおられたのではないでしょうか。
そして、コロナ禍後の物価の上昇も留まるところを知らず、ウクライナの情勢も終着点が見えません。経済も安全も環境もどれもがSDGsに向かっているとは思えないような時代の中、私たち一人ひとりがどのように日々を過ごし、明日に向かって歩むのかを問われているように思います。
そのような中、一昨年に続き第23回近畿学術大会・講習会を大阪成蹊大学の二つのキャンパスにて3月1日、2日の2日間開催することができました。対面での学術大会、ワークショップに加えて講習会の一部はオンデマンドで行うという、より進化した形での大会でした。実行委員会や講習会企画委員会をはじめ、支部の各委員会のみなさまのたくさんのご助力に感謝いたします。
さて、ここ数年日本音楽療法学会本部で取り組まれてきました音楽療法士の養成、認定、更新に関わる規則の改定、規則書の整備がほぼ終了したようです。
今後、国家資格化への動きと共に「音楽療法士」とは何をする(できる)専門職か、「音楽療法士」の認定資格を継続するために、つまり音楽療法士として仕事をし続けるために必要なことは何かがより明確になっていくと思います。
そこで、私たちも近畿支部として何をするのか、将来に繋がる活動の方法と内容を見極め、言葉にして共有する必要があると考えます。
2025年度は、将来検討委員会から今後の支部のあり方について提案をしていただけることと思います。将来の音楽療法士の活躍をイメージしながら、その道筋を見失わずに、支部としての取り組みを再構築したいと思います。
音楽療法という共通のテーマを持つ近畿支部の会員も、それぞれの立場、経験、考え方などは多様です。まだ見ぬ将来について、イメージを共有することを難しく感じられるかもしれません。なかなか合意ができないこともあるかもしれません。それでも、みんなで音楽療法と音楽療法学会の将来のことを考え、「聴くこと・伝えること」のやり取りを続けたいと思います。
この私たちの取り組みの先にいる将来の音楽療法士や、音楽療法士が関わる多くのクライエントをいつも思い浮かべながら…。
みなさまの積極的な支部活動へのご参画を期待しています。
|